2020年09月24日
(平安病院)入院患者の新型コロナウイルス感染について No.3
関係者の皆さま
平素より、当院の提供する医療・福祉にご理解・ご協力をたまわり、心より感謝申し上げます。
さて、9月10日このホームページ上でお伝えしたように、当院入院中の患者様1名の新型コロナウイルス感染症が確認されたところですが、その後の対応と経過についてご報告いたします。
陽性者の発生を受けて院内対策本部としては、感染を広げないために、同じ病室エリアで療養されていた患者様、及び対応したスタッフに対してPCR検査を実施いたしました。また、万が一の感染の可能性を考慮し発生病棟内のゾーニング(区域分け)を行い、2週間の健康観察期間(9月9日~9月23日)を設けて対応していく方針といたしました。
その間、当該病棟での入院の受け入れは中止としましたが、他の病棟では陽性者との接触が全くなかったことから、入院受け入れ及び外来診療については通常通り行ってまいりました。
PCR検査の結果は、患者様、職員とも全員陰性でしたが、健康観察期間は慎重に経過を見ていくこととしておりましたところ、体調不良者や発熱者も発生せず、感染拡大の兆候も認められなかったことから、9月23日(水)午後より当該病棟の入院受入れを再開することといたしました。
今回、感染が広がることなく対応できたのは、療養者皆様とご家族のご理解、ご協力のたまものであると感謝しております。
感染対策はこれから日常的な取り組みとなっていきます。より一層の感染対策の充実と対応を心掛け、皆様に安心して頂ける医療を目指してまいりますので、よろしくご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2020年9月23日
医療法人へいあん平安病院
院長 大田 裕一