2020年12月10日
『 災害時における相互支援に関する協定 』の締結について
この度、平安病院では、「社会医療法人仁愛会 浦添総合病院」との間に『災害時における相互支援に関する協定』を結びました(令和2年11月17日付締結)。
(画像 : 左)浦添総合病院で行われた協定締結の様子平安病院 大田病院長(左)と 浦添総合病院 福本病院長(右)
(画像 : 右)浦添総合病院(浦添市伊祖)
この協定は、地震、津波、台風等の自然災害やテロ等による大規模な災害及び不慮の事故等の発生時に、相互に連携・
協力を行い、適切な医療を提供する為に必要な事項を定めたものとなっています。
具体的には・・・
「①ドクターヘリ等による患者の搬送」
「②応急物資の援助(医薬品、応急用資機材、食料等)」
「③人員の派遣(医師、看護師、その他の職員等派遣)」、
「④傷病者の受け入れ」
等が主な支援内容となっています。
地域災害拠点病院(注1)である浦添総合病院と協定を締結したことで、災害時においては相互協力体制のもと、円滑な支援活動が出来るものと期待しています。
(注1)
災害拠点病院とは、災害対策基本法に基づいて都道府県知事が指定する病院で、県内や近県で災害が発生し、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療を提供することが困難な場合に、都道府県知事の要請により、傷病者の受け入れや災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team = DMAT)の派遣を行う機能
現在、平安病院は“災害時支援中心病院”として登録されていますが、今後は更なる目標として【災害拠点精神科病院】の指定を目指しておりますので、今後とも関係者の皆様のご理解とご支援をお願い致します。
※現時点で沖縄県に災害拠点精神科病院として指定されている医療機関はございません。