（平安病院）新型コロナウイルス感染者発生に関するお知らせ（2021.09.08現在）【第12報】

関係者の皆さま

平素より当院の提供する医療･福祉にご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

８月１５日（日）に当院入院中の患者様に新型コロナウイルス感染症が確認され、同日院内本部を立ち上げ、沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部、南部保健所等の関係機関と連携し対応を継続してきました。患者様１５名、職員５名の陽性が判明し、そのうち患者様３名は重点医療機関へ転院となり、１２名は当院で新型コロナ感染症の治療を行ってきました。まことに残念ですが、転院された患者様１名が９月１日にお亡くなりになりました。ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

院内で治療を続けていた患者様１２名は９月７日で全員療養解除となりました。
転院された患者様２名も療養解除となっております。解除後もしばらくは健康観察を慎重に行う必要があるため、陽性者が発生した病棟では、ゾーニング（感染対策上の病棟内の区域分け）を縮小しながらも、当面は感染対策を現行通りに行うこととしています。今後はゾーニングの全面解除をもって収束とみなす予定です。

病院の診療体制については、陽性者が発生した病棟での入院受け入れは、全面的な収束宣言を行うまでは原則停止とさせて頂きますが、その他の病棟に関しては順次受け入れを再開させていただきます。外来診療については引き続き感染対策を十分に行いつつ、通常診療に戻していきますが、ご希望があれば当面は電話診療での対応もご相談に応じます。

関係者皆さまのおかげで収束に向かっておりますが、職員一同、さらに気を引き締めて感染対策の徹底に努めてまいります。
今後の状況によっては急な変更を余儀なく実施する場合もありますが、変更内容については速やかにホームページ上でもお知らせしていきますので、予めご了承下さい。

皆さまには、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しますが、引き続きご理解を賜りますようお願い申し上げます。

２０２１年９月８日
医療法人へいあん 平安病院
病院長　大田 裕一