2021年09月21日
(平安病院)新型コロナウイルス感染者発生に関するお知らせ(2021.09.21現在)【第13報】
関係者の皆さま
平素より当院の提供する医療・福祉にご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。本日9月21日をもって、クラスターが発生した病棟のゾーニングを全面解除とし、今後は通常の体制に戻していくことをご報告いたします。
8月15日(日)に当院入院中の患者様に新型コロナウイルス感染症が確認され、関係者皆さまのご協力のもと、様々な対応を行ってきました。これまでご報告しました通り、患者様15名、職員5名の合計20名の陽性が判明し、患者様3名が重点医療機関へ転院し、12名は当院で新型コロナ感染症の治療を行いました。まことに残念ですが、転院された患者様1名が9月1日にお亡くなりになりました。ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
9月7日までに患者様14名、9月10日に職員5名全員が療養解除となりました。解除になった患者様については、発症から30日経過するまでは、療養解除後も慎重に健康観察を行う方針とし、その間はゾーニングを維持して病棟内感染対策を継続いたしました。そのため、全体のゾーニング解除、収束宣言が本日となりましたことをご理解いただければと思います。
病院の診療体制については、陽性者が発生した病棟での入院は、受け入れ態勢が整い次第、対応していく予定です。その他の病棟に関しては人数の制限はありますが、ほぼ通常通りに受け入れを再開しています。外来診療については引き続き感染対策を十分に行いつつ、通常診療に戻していきますが、ご希望があれば当面は電話診療での対応もご相談に応じます。
関係者皆さまにはご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げますとともに、様々なご協力に対して改めて感謝いたします。職員一同、さらに気を引き締めて感染対策の徹底に努めてまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
2021年9月21日
医療法人へいあん 平安病院
病院長 大田 裕一