東館4階病棟のお年玉袋♪
今年も残り数日となりました。今年もあっという間でしたね。
広報担当山内です。
山内って誰だ!?とお思いの方も多いと思います。←
今まではFacebook投稿や平安病院公式ホームページのお知らせなどの更新をしていましたが、とうとうブログにまで出没するようになりました・・^^;
皆様お見知り置きを♪
さて「東館4階病棟のお年玉袋♪」と題している通り今が旬なお話です。
平安病院の東館4階病棟の取り組みをご紹介^^
ここからは実際の現場スタッフさんが書いてくれたのでそのままご紹介しますね!
昔のように
よく見えない、はっきり聞こえない、上手くつまめない、まっすぐに折ることができない、やり方を覚えきれない、何を作っているのかよくわからない、ふたつのことはできない・・・・・
東4階病棟(認知症治療病棟)には身体は元気だけど1人で何かを自立して行うことは難しくなっている方が入院しています。認知症の症状によってこれまで営んできた生活が困難になり、社会の中で担っていた役割や生きてきた居場所・大事な記憶など少しづついろんなものを失っている患者さんたちに、病棟という小さな社会の中で顔を合わせて、関わる・携わる・協働するといった機会を生活機能回復訓練の一環で提供するようにしています。
いろんなことが昔のようにはいかなくなっていますが、
「部分的ならできる」、「誰かの援助や環境の工夫があればできる」
という患者さんたちの力を結集して、お年玉袋が完成しました。
そして、このお年玉袋をパッケージにして院内売店においてもらえることになりました(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
お客様に手に取って見てもらい、気に入っていただければ買っていただくという過程を通して認知症を患っても出来る事があることへの共感と、承認され貢献できる喜びに繋げられたらと思っています。
東病棟4階スタッフ
私は広報という立場からほとんど患者さんと接することはないんですが、現場へ足を運び、スタッフさんの想いを聞くと「人のためにここまで熱くなれるっていいな〜」と思います。
今回のお年玉袋の情報もスタッフさんが「ホームページで公開できないか?」という一声からでした。なんとも嬉しいリクエスト!
きっと皆さんが抱いている精神病院のイメージはあまり明るいものではないと思います。すべてが明るいわけではないのですが、笑顔が絶えないシーンだってたくさんあるんですよ!
平安病院がどのような取り組みをしているのかどんどん発信できたらと思っています。
P.S
先ほど売店へ行ったらまだ販売されていたので興味のある方は是非、当院売店へ!