黒子3号より年頭挨拶！？

いつも平安病院のホームページ及びWEBマガジンをご覧頂いている皆様、新年明けましておめでとうございます。

今年最初のへいあんWEBマガジン「総務Blog」は、万を持して入社2年目の黒子3号がペンを取らせて頂きますので、是非最後までお付き合い下さいね。

さて、毎年の如く年末になりますと、今年の重大ニュースなどの記事が、新聞や雑誌、テレビなどで特集が組まれたりしますが、皆様に取って2016年はどのような1年でしたでしょうか？

2016年は、日本はもとより世界各地でも色々な出来事が多かった様に思いますが、オリンピックやアメリカ合衆国大統領選挙に関する報道も連日過熱していましたし、国民的アイドルのSMAP解散報道には大変ショックを受けた方も大勢いたのではないでしょうか？

個人的には4月14日以降に相次いで地震が発生した“熊本地震”が最も記憶に残る出来事だった様に思います。

同じ九州地区として、1日でも早い復旧・復興を願うばかりです。

突如として日常が奪われる自然災害の恐ろしさを痛感する出来事でしたが、どうしても沖縄に永く住んでいますと、地震といった自然災害に対する備えといっても、なかなかピンとこない方も大勢いるのではないでしょうか？

沖縄県では毎年多くの台風が接近したり上陸したりしますが、台風に関しては近年の気象予報の精度や情報ツールの向上により、割と余裕を持って台風対策を行う事は可能です。

直前にでも食料の確保や停電に備えたラジオ、懐中電灯の用意など、準備万端にする事も出来ると思いますが、普段から突然発生する地震などの自然災害に備えて準備されている企業やご家庭は果たして一体どれ位いるのでしょうか？

突然、ライフラインとなる水道・電気・ガスなどの供給がストップしたら、皆様ならどれくらい持ち堪えられますか？

飲食料であれば最低でも3日間、出来れば7日間程度の備えがあれば、より安心かもしれませんが、必ずしも万全とは言い切れないのが災害の怖さかもしれませんね。
現在、当法人では人命を預かる医療機関として、自然災害のみならず、あらゆる危機的状況を想定した取り組みを進めているところです。

SMAPやPPAPと言った何かと略した横文字が多い世の中ですが・・・
BCP（ビーシーピー）という言葉を皆様ご存知でしょうか？

ネットなどで直ぐに調べる事が出来ますが、一般的な定義は以下の通りとなります。

BCP（事業継続計画）とは、
Business continuity planning の略で、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画・・・

のことです。

皆様如何でしょうか？
何となくでもご理解頂けますでしょうか？ (^^ゞ

「平時に出来ない事は有事に出来ない！」

まさにその一言に尽きるかもしれませんが、やはり日頃から有事に備えた準備や訓練などが大変重要になるのではないでしょうか。

阪神淡路大震災、東日本大地震、熊本地震・・・
次は沖縄にも“大規模地震”が発生するかもしれません。

備えあれば憂いなし！
自分の身は自分で守る！

そんな事を思い描きながら、2017年は取り組んでいく予定ですが、是非皆様も一度真剣に考えてみては如何でしょうか？

毎年当法人では年初めとなる1月（今年は1月5日）に、職員向けに年頭挨拶というイベントを開催していますが、例年、理事長と院長より御言葉を頂いています。

その内容は毎年の経営目標であったり、今後の取り組み目標などを挙げて頂いたりしておりますが、今年は冒頭より先程述べたBCPの取り組みに関する御言葉を理事長より頂きました。

年頭挨拶の模様の一部は以下の通りです。今年は職員104名の参加がありました。