学びの足跡
今回は卵たちの成長について書きたいと思います。
卵たちは実習の中で色々なことを感じ、患者さんと一緒に喜んだり、落ち込んだり、また、自分自身の事を見つめ直して大きく成長していきます。
ある学校ではその成長の証として実習最終日に
「精神看護学を実践することで大切なことは?」
というテーマをあげて学び最終仕上げを行っていきます。
そこでは卵たちが実習中に経験したことをそれぞれでカードに書き出し、それをグループメンバーで語り合い、共有し、そのテーマに対しての答えを導きだしていきます。
その語りがとても大切で、その語りの中で実習初日から自身の成長を改めて感じ取ったり、また、患者さんとの関わりや指導者からの学び、教員からの学びを掘り起こしたりして、グループで一つの図解を完成させていきます。
その図解もグループで個性があり、カラフルで鮮やかなものがあったり、逆にシンプルだけどインパクトがあったりと様々です。
ただ、共通して言えることは
「患者さんは優しくていいひとばかりだよね」
「精神看護って難しいけど魅力があるよね。」
「今回の実習は楽しかったね」
などポジティブな意見が殆どです。
そういう学びの意見をきくと卵の看護を見守り、成長を促す係としてはとても幸せな気分になるのでした。